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【高校2年生 修学旅行(福島)報告】
2024-02-07
カテゴリ:総合案内,高等学校
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【高校2年生 修学旅行(福島)報告】
【高校2年生 修学旅行(福島)報告】
高校2年生は、1月30日(月)~2月2日(金)の期間、福島に修学旅行に行ってきました。
【1日目】
1月30日(月)から高校2年生は修学旅行に出発しました。
東京を経由し、目的地は福島です。東京浅草の浅草寺で休憩をとり、その後ひたすらバスで東北道を北上し、18時30分に無事ホテル(あだたら高原だけ温泉)に到着しました。すぐに夕食をとって入浴。その後、就寝です。
31日は朝から福島県双葉郡双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館に移動し、震災学習が行われます。
今月1日に能登半島地震が起き、連日震災による被害や復旧の状況が報道されています。いつ起こるかわからない地震について、しっかりと学び考えるとともに、原子力災害についてもエネルギー問題と絡めて様々な視点から学んでいきます。
【2日目】
修学旅行2日目は、早起きして朝食をとり、7時30分に朝明けの絶景が見えるホテルを出発。それから、バスで福島県双葉郡双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」に向かいました。到着後、最初にフィールドワークが行われました。津波によって大きな被害を受けた双葉町、浪江町の現状を、語り部の方の案内のもと見学させていただきました。当時の被害の状況や福島第一原発の影響で帰宅困難となった地区の状況についても説明を受けました。昨年まで帰宅困難地区だった地域には、新しい家が点在する中にも、手つかずで、朽ち果てて崩壊寸前の建物もみられました。
そして、放射性物質の除染が今もなお続けられ、仮置き場には黒い袋がおびただしい数並べられていました。地震、津波の被害、そして原子力災害という複合災害によって、復興がなかなか進まないことを目の当たりにしました。
 また、伝承館では、長崎大学医学部教授でもいらっしゃる高村昇館長から東日本大震災について、地震、津波の具体的な状況、そして原子力災害についてその歴史や背景と経緯、また復興の状況とこれからについて詳しく説明をいただき、大変勉強となる有意義な時間でした。
 館長様をはじめ、伝承館のスタッフの皆様、そして語り部の皆様に心より感謝申し上げます。
 ありがとうございました。
 ※東日本大震災原子力災害伝承館を訪問した際に取材をしていただき、福島民友新聞社の方に記事を書いていただきました。 
https://www.minyu-net.com/news/sinsai/shinsai13/news/FM20240202-835702.php 

 午後からは、再びあだたら高原に戻り、スキー研修1日目がスタートしました。各班ごとにインストラクターの指導の下、スキーの基本をみっちり教わっていました。学びの多い修学旅行2日目となりました。
【高校2年生修学旅行3日目・最終日】
 修学旅行3日目は、午前中からお昼を挟んで14時までスキー研修2日目が行われました。班別に分かれて、インストラクターの指示に従って練習が行われ、多くの生徒たちが徐々に滑れるようになってきたようです。あと少し時間があれば・・・と感じたところで終了の時間となります。このあと少し・・・が、きっとまたスキーをしたいという気持ちにつながっていくと思います。ぜひ、いつか素敵な雪山でスキーを楽しんでください!
 さて、あわただしく着替えを終えて、バスに乗り込み、一路東京へ。バスの中ではスキー研修のあとの心地よい疲れで爆睡の様子でした・・・。
 修学旅行最終日は、東京自主研修です。あらかじめ班別に自主研修の計画を立てています。その計画に従って、東京の各所をまわっていきます。
14時に羽田空港集合・・・に間に合うかという心配は不要でした。生徒たちは、各所をまわってお土産を両手に抱えて羽田空港第2ターミナルへ集合完了。無事搭乗手続きを終え、予定通り長崎へ。長崎空港で簡単な解団式が行われ、お世話になった旅行会社の添乗員の方々に感謝を伝えました。20時20分、予定通り学校に到着しました。
 体調不良で先に戻った生徒も数名出ましたが、生徒たち一人ひとりの責任ある行動で大変有意義な時間となりました。そして、校長先生からの「出会う人の声に耳を傾けることのできる人となるように、しっかりと学んでくる」を意識し、一人ひとりが成長したのではないでしょうか?
 関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
 お疲れさまでした。


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