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「共生と多様性」を尊重する価値観の醸成
平和についての講演会・座談会

『駐日アゼルバイジャン共和国 大使 講演会・座談会』

 8月9日、第77回長崎平和祈念式典に参列したアゼルバイジャン共和国特命全権大使ギュルセル・イスマイルザーデ氏が来校し、本校ペトロホールで「平和 今私たちにできること Peace: What We Can Do Now」という演題で講演をしていただきました。
 本会は教育連携校純心中学・純心女子高校との共同開催で行われ、大使のお迎え・受付・司会進行・誘導案内などの業務は両校で互いに協力して行いました。両校の生徒・教職員・東京純心高校の教職員など約150名が参加して行われました。
 講演の中で大使は、同国の地理・歴史・文化的側面の紹介から始め、旧ソ連からの独立・アルメニアとの紛争へと移りました。結びに、平和な世界を実現するためには、「相手の意見や考えに耳を傾けること」、「相手を尊重すること」、「自らが強くあること」の重要性を強調されました。
 続いて行われた座談会では、アゼルバイジャン出身のチェス世界王者ガルリ・カスパロフ氏に関することや、アゼルバイジャンの魅力に関する質問など、事前学習で準備したことを臆することなく手を挙げて質問しました。大使はすべての質問に時折日本語を交えて丁寧にお答えいただきました。予定された時間は瞬く間に過ぎ、実りの多い時間となりました。
 この講演会・座談会を機に、生徒の皆さんが平和の使者として今後活躍してくれることを期待しています。