スプレンドールには「制服」がありません。服装、髪型も様々です。昔々「服装の乱れは心の乱れ」と言っていたことを懐かしく感じます。勉強するのに適した服装という基準で考えたとき、「良し」と思えるか、それとも「?」かどうかで判断してください。生徒たちにはそう言っています。自分で考え、自分で判断する。これを大切にしたいと考えています。生徒が考えて判断したことは、できるだけ尊重したいと思いますが、生徒たちが「正しい」と判断したことと、私たちの願いが大きくずれていた時は、「相談」ということになります。
自分で決めたことには、責任が伴うということも頭に入れておかなければならないことです。だから、しっかり考えてください。これが通信制です。
先日整理収納アドバイザーの安冨匠彦先生に「自己肯定感が上がる 簡単片づけ習慣の身につけ方」という講座をお願いしました。講座では「捨てること」の大切さ、難しさの話がありました。同時に「無理をして、何でも捨てなければならないというものでもない」とも言われました。全てを抱え込み、「こうでなければならない。こうすべきなんだ。」と悩んでいた生徒にとっては、無理しなくても良いという言葉が温かく感じたのではないでしょうか。
自分で考えて自分で判断し、取捨選択することは容易ではありません。