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留学について

本校では、語学習得に適した瑞々しい感性を持っている高校という時期に、世界が多様性に満ち溢れていることを実感する機会を持てるよう、高校時代の長期留学をサポートしています。留学希望の生徒・保護者と面談を行い、それぞれの目的に合った留学を実現できるように全面的に支援しています。その他、短期留学のサポートも行っています。

1年間の留学を含めた4年間で高校を卒業する例

1年
2年
2年(学年変更)
3年
入学
←― 留学 
卒業
4年で卒業するメリットとしては、留学を1年間腰を据えて行った上で、留学後日本での活動時間もしっかり確保できるため、留学後の本校での活動の質が向上するとともに、大学入試の対策にも十分な時間が確保できます。

留学した生徒の感想

岩下俊汰くん (オーストラリア・一年間)

私は約一年間、オーストラリアのブリスベンに交換留学生として留学してきました。この一年間というのは全ての瞬間が私にとって貴重で学びの沢山ある、とても有意義で素晴らしい体験になりました。今からそれらの体験を大きく5つに分けて話したいと思います。
まず1つ目、人間面での成長です。留学では親元を離れて生活することになり、全ての行動に自分で責任を持ち、誰も助けてくれる人がいないので自分から行動しなくてはなりません。私のホストファミリーには学生がいないため、学校に一人で行く必要があり、登下校のバス乗車、昼食、学校のスケジュール、友達作り、学校の手続など全て自分で行いました。また、お金の管理、勉強時間の管理、ホストファミリーとの時間の管理など、様々なことを1人で管理する中で自然と1人の人間として自立力が向上したと感じます。
2つ目は、多様性の受容です。オーストラリアは、いろんな国から移住してきた人が多く、様々な文化や考えが存在し、それぞれが尊重されていました。白人も黒人もいますし、中にはLGBTを告白している人など日本では考えられないような人とも沢山出会いました。正直最初は驚きましたが、話したり、遊んだり、周りの人の意見などを聞いていくと共に、その方々への偏見は一切無くなり、1人の友達、人間として接することができるようになりました。
3つ目は、視野が広がったことです。オーストラリアに行く前は、新聞、ニュースや将来の進路に関してなどの情報は全て日本語で取り入れていたので、情報が偏っていた気がします。しかし、日本から出て、日本という国を第3者の立場から見ることにより、日本の良さはもちろん、日本の悪い点まで沢山見えてきました。そのおかげで、以前よりも将来に対する選択肢がとても多くなったと感じています。
4つ目は、もちろん英語力の向上です。私は留学する前、英語が全然出来ませんでした。そのため、留学中最初の1〜2ヶ月は本当に苦しかったです。3ヶ月が経っても英語力の向上が感じられず、さらに不安になり、毎晩していた英語の勉強量を1.5倍程度増やしました。そしてやっと4ヶ月目くらいからリスニングの向上を感じられるようになり、6ヶ月目からはグループの中で沢山話し、みんなを笑わせたり、友達とも沢山外に遊びに行くようになり、6ヶ月目以降からは最高に楽しい日々でした。
最後の5つ目は、感謝の気持ちです。私は、留学中、留学前の準備期間、留学後のサポート、本当に様々な人に助けられました。まず、英語で赤点を取り、周りからは留学など英語できない俊汰には無理などという声もある中、私に留学という機会を与えてくれた保護者そして先生方、本当に感謝しています。そして留学中、英語が全く話せない私なんかに親切に接してくれた友達、親友に感謝します。最後に留学に携わってくれた留学会社の方々、オーストラリアの学校の先生達にも感謝します。周囲に助けられながら私が経験することができたものは、良いものも、悲しかったものも全てが宝物です。



山口洸太くん (カナダ・一年間)

私は高校2年生の時に1年間カナダに長期留学をしました。当時私が留学に持っていたイメージとしては、日本の学校とはまた雰囲気の違う、海外の学校で外国人の友達と英語で楽しく会話し、最高の留学ライフを送るという、いかにも典型的かつ多くの人が憧れる留学のビジョンを持っていました。親元を離れ、会ったこともない人と生活すること、親しみのない場所に移住することの不安などは期待と楽しみが打ち消していました。特に何の葛藤もないまま空港を発ち私の留学は始まりました。留学を終えて、私は当時描いていたような生活が送れたのかと言われると正直自信を持って「はい!」とは言えないかと思います。しかし、ただ1つ言えるのは留学は個人の行いによって如何様にも彩ることができるということです。理想を抱き続け、責任をただ自分自身に問い続けることができる人は上限なく成長できる場が留学です。
また、留学は目に見える成長よりも、不可視的な認識出来ないような内面の成長の方が多いと思います。それが原因で自分は留学した意味があるのだろうかと自信を無くすこともありました。然しながら、やはり無駄なことは一個もないかと私は思います。何事も楽にこなしたいと思うのは人間の性ですが、問題にぶち当たり葛藤するのも大切な成長へのステップではないでしょうか。どれだけ成長が見えなくとも、慣れ親しんだ環境ではない地で、葛藤を繰り返した日々は何かしらの変化を伴っていたと自信を持って言えると思います。
私に認識できる学んだことは2つあります。自発性の重要さと自分以外に責任転嫁をしてはいけないと言うことです。日本にいるときとは異なり、カナダの学校では課題も少なく、自由時間も多く設けることができました。課題などが遅れても先生に怒られることはほとんどない。全てが自己責任の環境です。そういった環境だからこそ、私は留学中という責任を感じ、自制する勇気を持とうとしました。また、周りを頻繁に責める人には成長は期待できません。留学先では、日本人同士で行動している人を少なからず見ました。そういった人たちは、頭を悩ませることから逃げ続け、終いには自分以外を責めることになりかねません。ホストファミリー、友達、学校、周りを環境を咎めることになんの意味も効果もありません。唯一できることは自分がなにか行動を起こすこと、変わることです。成長に痛みが伴うのは当然の摂理だと思います。あまり、キラキラした留学の姿を伝えることはできなかったかも知れませんが、これが僕の留学であり、ほかの人にはまた別の留学があります。留学は慣れ親しんだ環境、変化のない日常に何かしら新しい風を吹き込んでくれるのことは間違いありません。


中道綾斗くん (アメリカ・一ヶ月半)

私は将来アスレチックトレーナーになりたいと考えています。高校の時に本場でその勉強をしたいと思い、トビタテ留学JAPANを使って、アメリカ合衆国に1ヶ月半留学しました。トレーナーとしての知識を勉強することはとても楽しく、トレーナーになりたいという気持ちは大きくなりましたし、それ以外の部分でも学ぶことがたくさんあり、とても刺激的で1秒たりとも無駄のない充実した留学になりました。英語力の必要性に気づいたのはもちろんですが、街角で見かけた少女の姿から貧困というものを実際に目にしたり、語学力以上に自分を主張する力が重要だということも身をもって学ぶことが出来ました。留学は大学で行けばいいという声を良く聞きますが、私はその考えには大反対です。私は留学とは人生を変える転換点になるものだと確信しています。日本とは違う異国の文化や環境に触れることは自分を大きく変える可能性がありますし、高校生という若いうちからこの経験ができるということは今後の人生において自分の財産になるはずです。私はたった一ヶ月半でしたが、日本での1年分のくらいの経験ができました。留学の際に支えてくださった先生方、そして留学にいかせてくれた親にとても感謝しています。まだこれは私の夢への大きな通過点に過ぎません。私はこれからが勝負だと思っています。夢を叶えるためにあらゆる面で努力をし続けていきたいです。
学校法人長崎南山学園
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