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中3 読書科の集大成 修了論文発表会
2022-04-05
カテゴリ:中学校
チェック
3月10日(木)中学3年生の「読書科 修了論文発表会」が行われました。本来は保護者や外部の人たちをお招きし、自由観覧していただけるのですが、新型コロナウイルスの影響により、2年続けて自由観覧は中止とさせていただきました。中学1・2年生も観覧できる予定でしたが、長崎市内でのコロナ感染が多く、最終的には日程を遅らせ、クラス内での発表と、YouTubeでの視聴者限定配信となりました。
 
発表内容は「日本でラグビーワールドカップが行われたことでラグビーの人気は上がったのか」や「声に出して勉強すると記憶力は上がるのか」など、多種多様です。生徒たちは中学2年生の3学期からテーマを考え始め、資料集め、情報収集を積み重ねてきました。中学3年生の7月には長崎市立図書館に研修へ行き、公共図書館の仕事や役割を学ぶとともに、自分の論文に必要な書籍を借りてきました。
2学期には情報をまとめ、8000字以上を目標に論文を作成しました。当然、この目標は中学3年生には高く、達成できる人もいれば、締切までにできなかった人もいます。しかし、「発表会」という壁は動かすことはできず、有るもので臨まなければなりません。それもまた学びの一つです。
 
発表会前にそれぞれの発表内容をA4用紙1枚にまとめたレジュメの「作品集」を作成しました。発表会前日には「作品集」を先生方や中学部の全生徒に配布し、当日を迎えることができました。発表ではそのレジュメのデータを黒板に映し出し、3分間で発表していきます。
中には締切直前にどうにか内容をまとめた生徒もいて、クラスメイトとは言え、人前でうまく発表できるのか、みんな緊張気味でした。どの生徒も練習より堂々としていて、タブレットにまとめていた発表内容を、黒板に投影したレジュメとともに説明することができま究した。翌日にはYouTubeの配信もすることができ、閲覧もされているようです。
高校では「探究」という授業が始まります。長崎南山中学校出身の生徒たちは中学校の修了論文で取り組んだことを継続していくことも多く、その内容を使って大学の推薦入試などで利用している人もいるようです。また、中学生の時に「薬局の数」について調べていた卒業生は、その後、大学で薬学部に進み、実際に薬局や病院で働くことを目指しているそうです。将来の就職にも繋がっている修了論文。次の後輩たちにも頑張ってもらいたいですね。
 
発表した中学3年生の皆さん、お疲れ様でした。そして卒業おめでとう。高校でもこの経験を生かして、勉強に部活動、または探究活動に頑張ってください。
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