長崎南山中学校・高等学校（公式ホームページ）

１０月２１日（木）中学部は学年毎に分かれて、SNS研修会を行いました。

 

１年生はNTTdocomoの「スマホ安全教室」をオンラインで行い、スタジオにいる講師の方とやりとりをしました。安全教室の中では、LINEに書き込む言葉でのトラブルや、スマートフォンで撮る写真での注意点などを学びました。途中で観るドラマ仕立ての動画も身近な内容で、スマートフォンを持つことの危険性を生徒たちは実感したようでした。

２年生は長崎県警の少年サポートセンターから二人の講師の方に来ていただき、１４才から法律の扱いが変わるというお話を中心にしていただきました。１３才までは逮捕されない内容でも、１４才からは責任能力があると判断され、逮捕されることになるので、意識を変えなければならないということでした。また、SNSでの誹謗中傷や他人の写真の掲載も、１４才からは逮捕されると教えていただきました。長崎県内で起きた事案もお話しされていたので、人ごとではないと身の引き締まる思いだったようです。最後には警察手帳の本物を見せていただき、将来の進路として警察官も考えてみてはどうかと話していただきました。剣道や柔道をしている生徒は実際に警察官に憧れているので、目が輝いていました。

３年生は昨年までの研修を踏まえ、長崎県弁護士会より実際の弁護士の方に来ていただき、SNSのトラブルで訴えられるケースや、インターネットの利用で問題になるケースについて説明していただきました。終了間際には質問の時間があり、弁護士の仕事内容や、日常など、生徒たちの気になることを質問し、思わず将来の進路指導にも繋がりました。

スマートフォンが必需品となっている現代。子どもたちにはその危険性と注意点を学びながら正しく道具を使いこなし、先進的な社会を担っていってほしいものです。ご講演いただきました講師の皆様、ありがとうございました。