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韓国釜山市の智山高校と国際交流
2025-01-22
カテゴリ:総合案内
注目
12月14日から17日まで、韓国釜山市にある本校の姉妹校、智山高校に来校し、国際交流を行いました。今年の7月に来崎したホストスチューデントのご家庭にお世話になることとなっており、再会を待ち侘びていた本校生徒達は、韓国語講座などを中心に長い時間をかけて準備を行ない、今回の訪問を迎えました。

【12月14日(1日目)】
朝から本校で出発式を行い、本校教員、保護者の皆様に見送られ、バスで福岡国際空港に移動し金海国際空港に向かいました。空港に到着すると、智山高校の国際部の教員が迎えに来られてバスの中で移動しつつ昼食をいただきました。車内から見える高層ビル群など、日本とは異なった景色に驚嘆していると、あっという間に智山高校に到着しました。たくさんの学校職員、生徒、関係者の方々がお出迎えをしてくださり、約5ヶ月ぶりの再会に生徒たちは感動しておりました。歓迎会では、校長先生や代表生徒のスピーチで熱い言葉をかけてくださり、会場全体が歓迎ムードで包まれました。歓迎会終了後に各生徒はホストファミリーと合流し、それぞれのご家庭で過ごすこととなりました。

【12月15日(2日目)】
2日目は終日自由行動だったため、ホストファミリーにお任せして、釜山の観光名所を訪問したりするなど、それぞれの家庭で休日を満喫している様子でした。我々引率教員も国際部の先生方がさまざまな韓国の人気スポットやレストランを案内していただき、釜山ライフを体験することができました。

【12月16日(3日目)】
3日目、生徒たちはホストブラザーと登校し、智山高校の文化祭に参加しました。パフォーマンス集団がダンスやマジックなどを披露したり、有志の生徒たちが歌やダンスを披露するなど、日本とは少し異なった雰囲気の文化祭を体感することができました。その後、学校で昼食をとり、釜山の観光スポットを巡りました。
1つ目はスカイラインリュージュ釜山というアトラクションを楽しめる施設を訪問し、カートに乗って急カーブやコーナ、トンネルなどがあるスリリングなコースを駆け抜けるアクティビティを行い、生徒達は繰り返しリフトに乗って、時間いっぱいまでコースを楽しんでいました。2つ目に訪れたブリックキャンパス釜山というレゴブロックを楽しむことができる場所では、数々の作品を鑑賞し、生徒達もその創造性溢れる作品に刺激され、自分なりの作品を熱心に制作していました。
夕食はカルビレストランを訪れ、焼肉を中心に数々の韓国料理を堪能しました。個人的には智山高校の国際部の先生が我々に対して全ての肉を焼いてくれるだけでなく、ほんの少しの焦げをも見逃さずにハサミで切り落としてくれたそのおもてなしの精神にただただ驚かされ、お腹も心も満たされたディナーとなりました。

【12月17日(4日目)】
最終日も前日同様、生徒たちはホストブラザーと登校し、予定はしていませんでしたが、体育館でバスケットボールやサッカーを行い、共に汗を流しました。その後、たくさんの生徒や先生方に見送られ、学校を出発しました。最後に訪問した釜山博物館は、釜山や諸外国との関係の歴史を学ぶことができる施設です。そこに書かれてある文献を頑張って英語で読もうとする生徒、Googleレンズ(カメラを文字に向けるとその文字を翻訳する画像認証技術)を駆使して理解しようとする生徒など、韓国の文化に触れたことで、もっと多くの知識を得たい、コミュニケーションをとりたいという想いが生まれたのか、熱心に展示物に興味を示している様子でした。
博物館での学びを終え、空港へと向かい、飛行機とバスを乗り継いで、無事南山高校に到着しました。到着後に実施した解散式でも、本校教員、保護者の皆様にご参加いただき、生徒代表の言葉で無事に閉幕しました。

参加した生徒・保護者からのアンケートでも「英語をはじめとする外国語が単なる勉強ではなく、生きたツールとして意識できた」「異文化に直接触れる機会を得ることで、視野が広がり、大変貴重な学びとなった」といった声が上がり、非常に有意義な時間を過ごすことができたことを実感しております。今回の智山高校訪問をきっかけに、さまざまなことにチャレンジして自分自身の可能性を広げてほしいと思います。来年以降も智山高校との交流が楽しみで仕方ありません。


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