4月7日(木)中学校、高等学校の入学式が行われました。

4月7日(木)、本校の体育館で中学校、高等学校の入学式が行われました。

 

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【歓迎の言葉:生徒会長】

春の日差しが心地よく感じられる今日この頃となりましたが、本日はあいにくの春の嵐の中での船出となりました。新入生のみなさん、保護者の皆様、本日は長崎南山中学校・高等学校へのご入学おめでとうございます。今日、みなさんをこの学園に迎えることができ、在校生一同、心から嬉しく思っております。

今日からみなさんは、この長崎南山学園の一員となり、この学園の生徒としての新たな学校生活が始まります。今、皆さんの胸の内には期待と不安に満ちた様々な思いが複雑にからみ合っていると思います。慣れない環境において、何があるか分からない学園生活の始まり。しかし、それは自分だけはありません。初めての環境では、誰もが不安を抱くものです。私自身も、二年前の今日、まさにみなさんと同じ心境でした。しかし、皆さんの周りに座っているのは、新しい友であり、この先ずっと助け合っていく仲間でもあります。学園生活ではたくさんの人と出会い、様々な経験をする。その際、苦しいこと、辛いことも必ずあると思います。しかし、それを共に分かち合って行くのが友であり仲間なのです。楽しいことも嬉しいことも分かち合う。そのような仲間、そして私たち先輩となる在校生、頼りになる先生方が君たちを全力で支えていくのがこの南山学園なのです。ですから安心して、この学園での生活をスタートさせて下さい。

 さて、南山学園では「高い人格、広い教養、強い責任感」という校訓のもと、今年度の努力目標が設定されています。

「セルフ・理想の自分へ」

「グローバル・視野を広げ」

「サーバント・役立つ人に」・・・・・

 この努力目標には、南山学園が取り組む「リーダーシップ教育」の3つのリーダーシップが表現されています。新入生のみなさんは、この三つのリーダーシップを今日から常に意識して行動して下さい。

 まず、一つ目は、「セルフリーダーシップ」です。これは私たち自身が主体的に、将来の夢や目標を実現させる力を身につけるものです。自分を成長させるためには夢や目標をもち、それを叶えるために自分と向き合い、努力を続けていかなければなりません。勉強でも部活動でも、まずは自分の目標を明確にして、その目標達成のために日々努力を積み上げて下さい。それが自分自身を高めていくリーダーシップとなります。

 二つ目は「グローバルリーダーシップ」です。

異なる世界の価値観を理解し、自分の視野を広げると共に自分の意思をしっかり伝えていく力を表しています。人にはそれぞれ異なった考え方や価値観が存在します。その自分と異なった考え方に対して、否定するのではなく、まずは受け入れ「知る」ことが重要なのです。そうすることで自分の知識が広がり、自分自身の考え方も深まっていきます。南山では、オーストラリアや韓国の学校と姉妹校提携を結んでいるほか、アメリカの学校とも交流があります。また、世界で活躍する海外の一流のアーティストを招待して交流を行う「GLE」の活動もあります。異文化との交流に積極的に参加し、世界へ視野を広げ、自分の将来を切り拓く原動力として下さい。また、日常生活の中では、毎朝行われている「朝の読書」や「朝の心」を通じて、さまざまな角度からの考え方や知識を身につけることができるので、新入生の皆さんも、ぜひ自分の視野や知識を広げて、これからのグローバル社会で通用する力を身につけて下さい。

三つ目は「サーバントリーダーシップ」です。これは、自らが規範を示し、周りや組織を支援しながら目標を成し遂げる力を意味しています。「リーダーシップ」と聞くと、自らが先頭に立ち、組織を引っ張るイメージが強いと思いますが、「サーバントリーダーシップ」では、周囲と協力し、組織で目標を成し遂げていくリーダーシップを意味します。つまり、南山では、誰もがリーダーであり、誰もが学校という組織を創造する大切な一人なのです。この三つのリーダーシップは、例えば、部活であればチームの為に、また学校生活の中でもクラスの為に、友達の為に何ができるのか考えることが求められています。そして、これらは、三年後、もしくは六年後、必ず進学先や社会の中で必要とされる力になるはずです。そのためにも、この南山学園で夢や目標を明確にし、その実現に向けて日々努力を続けて下さい。それが自分自身の成長や、仲間との絆、充実した生活に必ず結び付いていくと断言できます。これらのリーダーシップを身につけて、南山生は、西校長先生が常日頃から、私たちに問いかけておられる「紳士」になることを目指しています。「紳士」とは、様々な物事の背景にあるものを、想像できる「読解力」を持った人間であると理解しています。物事を表面的に捉えるのではなく、その背後にある人々の苦労や思いに感謝できる、「思いやり」のある人間になることが、リーダーシップのある「紳士」の条件です。新入生のみなさん、ぜひ、この南山で三年後、または六年後、立派な「紳士」として認められる人間に成長してください。私たちも、みなさんと共に、南山での学園生活が最高の時間になるよう精一杯サポートします。ですから、皆さんは、この学園で安心して、堂々と前を向き、歩んで下さい。

 最後になりますが、みなさん一人ひとりの学園生活が充実し、実りある素晴らしい日々となることを心より祈念し、歓迎の言葉とさせていただきます。

 

平成28年 4月7日

         在校生代表 生徒会 会長  飯田智樹

 

 

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